バス旅に持って行くと便利なグッズ

日帰りから長期の旅行まで、バスを利用した旅にはいくつもの種類があります。乗り物は苦手という方も、バスなら気軽に利用できる場合も多いのではないでしょうか。移動手段として使うだけでなく、バス旅そのものをエンジョイするというのも、旅の一つの楽しみ方です。

そんなバス旅へ参加するにあたって、どんなものを持って行くと便利なのか、車内で快適に過ごすコツなどについて考えていきましょう。

北九州で行えるバス旅行

アイマスク

夜行バスを利用する場合には、バスの中で寝ることになりますが、車内ではやはり眠りにくいという方が多いかもしれません。消灯時間を過ぎた車内は暗くなっていますが、それでも時折カーテンをめくって外の景色を見る人がいたり、他の人が見ているスマホの灯りが気になってしまうこともあるでしょう。

また目的地に到着する時間帯によっては、途中で車内に朝日が差し込んでくる場合もあります。眠りやすくするためには、やはりまずは光を遮断することが大切です。「アイマスク」を利用すれば、手軽に寝やすい環境を手に入れることができるでしょう。

耳栓

リラックスして眠るためには、光と同時に音も遮断することが重要です。バスの車内という慣れない環境では、周りの人の動く音や車のエンジン音などが気になって眠れない、ということもあるかもしれません。そんな時、「耳栓」があると便利です。

これは小さくて荷物にならない上に、とても効果的です。種類がいくつもありますので、自分に合うタイプを選んでおくと良いでしょう。長時間使用しても耳が痛くならないように、柔らかい素材のものを使うのが、おすすめです。

快眠に役立つ耳栓ですが、周囲の音をシャットアウトできるがゆえに、パーキングエリアや目的地への到着アナウンスなども聞こえにくくなってしまいますので、その点は注意が必要です。

使い捨てマスク

バスの車内は、意外に乾燥しています。そこで「使い捨てマスク」を用意しておくと、喉の乾燥を防ぐのに役立ちます。普段使っていて、呼吸が苦しくならないタイプを選ぶのが良いでしょう。水分を含んだフィルター付きのマスクなども販売されていますので、特に乾燥が気になる場合にはおすすめです。

また、マスクを使うことには、寝顔を隠す効果もあります。寝ている時に口を開けてしまうような場合、それが気になって寝られないということにもなるかもしれません。マスクで顔を覆うことによって、周囲の目を気にすることなく、安心して寝ることができます。

ネックピロー

普段寝ている布団やベッドと違い、バス内では座席で眠ることになります。寝やすい角度で首を固定するのは意外に大変、と感じたことはないでしょうか。寝方を間違えると、首を痛めてしまうこともあるかもしれません。そんな時、首に挟んで使う「ネックピロー」がおすすめです。

空気で膨らませるタイプなら、場所を取らず持ち運びにも便利です。頭の位置が固定することで、かなり安定して寝やすくなるでしょう。安価なものなら100均でも買うことができますし、使う頻度が多い場合には、もう少し素材の良いものを購入すると、使用感が違います。

折りたたみスリッパ

車内でずっと靴のまま過ごすと、足が圧迫されて疲れてしまいます。パーキングエリアなどで外へ出る時以外は、バスの中ではできるだけスリッパに履き替えて過ごすようにすると、疲れ具合がかなり違ってきます。リラックスのため裸足で過ごしたいという場合も、スリッパがあれば抵抗感が少なくなるでしょう。

携帯用の「折りたたみスリッパ」なら、かさばる心配もなく持ち運ぶことができます。使い捨てタイプもありますので、まずは買いやすい価格のもので試してみるのも良いかもしれません。

パーカーまたはカーディガン

バスの車内は、夏は冷房が効いていますし、冬は暖房が効いています。基本的には快適な温度が保たれていますが、座席によってはどうしても、暑すぎたり寒すぎたりといった問題が生じてしまうでしょう。そこで、脱ぎ着しやすい「パーカーまたはカーディガン」の類を持って行くと便利です。

車内の温度に合わせて、服装で温度調節をしていくのです。バッグに入るくらい薄手のものでも、一枚あるのとないのとでは、かなり違います。寒い時にさっと羽織り、暑くなったらすぐ脱げるような一枚を携帯していると、いざという時役立つでしょう。

使い捨てカイロ

冬の旅行では特に寒さ対策が必要ですが、夏場でも車内は冷房の効きすぎで冷えてしまうことがあります。そんな時、「使い捨てカイロ」が役に立ちます。これは、どこにでも売っているというのが便利なポイントです。万が一自宅で準備できなくても、必要になったら途中でも購入しやすい、という気軽さがあるでしょう。

小さいので邪魔になりませんし、使用期限が長いので、買っておいても無駄にはなりません。服装による温度調節の補助的な役割として、持っていたら便利なグッズです。貼るタイプのものは、手軽に使えるメリットがありますが、背中や腰などに貼ったまま寝てしまうと、低温やけどの心配がありますので注意が必要です。

酔い止め薬

乗り物に酔いやすい方は、「酔い止め薬」を事前に飲んでおいた方が安心ですが、念のため予備の薬も持って行った方が良いでしょう。注意事項をよく読んだ上で、一度目の服用で効かなかった場合など、再度飲む必要が出てくるかもしれません。

また、普段は酔わないという方でも、体調によっては気分が悪くなってしまう場合もあります。夜間バスの場合は、長時間乗車することが多くなりますので、乗り物酔いはできるだけ避けたいものです。そんな時、手元に酔い止めを持っていれば、安心です。

楽しい旅行にするためにも、乗り物酔い対策は万全にしておきましょう。

ジッパー付きのバッグ

大きな荷物は乗車前に預けてしまいますので、車内で使うものを入れておけるバッグを用意する必要があります。一つのバッグにまとめておくことができれば、休憩時などの移動も便利になるでしょう。貴重品なども一緒に入れることができれば、さらに使いやすくなります。

そのためにも、口をきちっと締められる「ジッパー付きのバッグ」がおすすめです。特に夜間は、寝ている間にバッグの中へ手を入れられる心配の無いようにする必要があります。口をしっかり締められるバッグを用意して、寝る時には口の部分を外から見えないようにしておけるものが、車内で役立つバッグといえます。